いち早く Visual Studio Dev Essentials を覗いてみる
昨日のMicrosoft Connect(); 2015で発表になったVisual Studio Dev Essentialsについて、結局どういった内容のもの気になったので覗いてみました。
こちらがトップページ。下の方にBenefit(特典)の概要が記載されています。
特典の概要。今までも特定条件下で無償提供されていた内容+αといった様相。特にAzureクレジット(月間 $25を12か月間)やParallels Desktop for Mac Proエディション(3 か月のサブスクリプション)はかなりのインパクトがありそうです。Azureクレジット…クレジットカード情報登録は必要なのか不要なのか…それが問題だ…(2015/11/19現在でAzureクレジットの月間$25特典は「Coming soon!」のため確認できず)
My Benefits
「今すぐ参加」をクリックして、Microsoftアカウントでログインすればすぐに特典利用の為のポータル的なページ(My Benefits)に入れます。
デフォルトで幾つかの特典(のパネル)がページ上部のボード部分(?)にピン止めされていますが、ページ下部にあるその他の特典についてもボードにピン止めすることができます。
幾つかピン止めしてみた画面。上述にもありましたがAzureクレジットの月間$25特典は「Coming soon!」です…。他にも「Coming soon!」がちらほら。後述のダウンロードページにより、ソフトウェアは一か所でまとめて取得することができそうです。その他サービス等については、内容を確認したり特典を受けたりするのは従来通り各個別のページに飛んで、そこからの話になるようです。あくまでポータル的な存在の模様。しかしながら、これまで完全に点在していた無償提供ソフトウェアやサービスについて、入り口を一つにまとめてくれているのは非常にありがたいと思います。
メニューバー
以降はページの上部のメニューバーについて軽く触っていきます。
1. Downloads
上述のダウンロードページです。特典として受けられるソフトウェアのダウンロードがこのページで完結しています。これまで(MSDNサブスクリプションを持っていない場合)あちこちダウンロードページを探し回っていたことを考えると非常に利用しやすくなったのではないかと思います。
2. News
開発系のBlogやNewsページへのリンクです。これについては特筆することはないですね。
3. Support
コミュニティを含めた各種サポートページへのリンクです。ページ上部に現在のVisual Studio Team Service(もう表示名が変わっている!)の稼働状態も表示されています。
4. Marketplace
これまた昨日のMicrosoft Connect(); 2015で発表になったVisual Studio Marketplaceへのリンクです。Visual Studioだけでなく、Visual Studio Team ServiceやVisual Studio CodeのExtensionなどが公開されています。
5. Documentation
その名の通り、ドキュメント関連ページへのリンクです。恐らく一番お世話になるのは「API and references」のページではないでしょうか。各機能ごとのページでメンテナンスの度合いはまちまちですが、以前に比べて若干情報が参照しやすくなってきた気がします。相変わらず珍妙な機械翻訳による誤訳の罠が潜んでいたりはしますが…。
以上、Visual Studio Dev EssentialsというかMy Benefitsを触ってみたレポートでした。まだ特典が全て出揃っていないので様子見な部分はありますが、開発に関するあれこれが無償提供かつポータルにまとめられているという点で非常に有用であると感じます。今後の動向に期待。