Jack of all trades

master of none. 多芸は無芸を地で行く、自作自演何でも屋。

HoloLensおさわり会 with OITECに参加しました

タイトルそのまま。未来に触れてきました。

hololens.connpass.com

みつばたん( @mitsuba_tan )こと、 slikyfeel の泉本CEOが個人所有のHololensを使って各地で体験会を開催してくださっています。 此度は OITEC との共催という形で岡山で開催していただけました。

会場はご存じKLab株式会社様の岡山事業所をご提供いたきました。これに限らず、岡山のコミュニティイベントでしばしば会場提供していただいており大変ありがたい限りです。

百聞は一見に如かずとよく言われますが、Hololensに関しては本当に被ってみないとわからないですね。
なので、あまり細かいことは抜きにして単純に当日のレポートと個人的な感想を少々。

当日のレポート

Hololens本体。重さ579g(タブレットぐらいの感じ)
このサイズ、重量でCPU、GPU、メモリ、バッテリー、各種センサー等々がオールインワン。配線も一切出ていない。謎の技術としか言いようがない。 f:id:sadynitro:20160522214255p:plain

Hololens自体がサーバーになって、そこにアクセスすることで管理画面を開くことができます。
この画面上でHololens装着者が見ている画を共有したり、リソースモニターを確認したりできます。
これのおかげで、実際に装着して体験できるのが一人ずつでも、みんなでワイワイしながら会が進行していたので非常に良かったです。
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取得した部屋のメッシュが表示された画面。
Hololensを被って部屋をグルグルすることによって 部屋の形状をスキャンしてメッシュを作成してくれているのが確認できます。
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Hololensを被りなおしても配置されたオブジェクトはそのままなので、後半はかなり散らかった状態に。
お片付けできない子供部屋の様相。
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画面共有を見ないで被ってる本人だけ見るととっても不審者な図、その1。
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その2。
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その3。スーツだと怪しさ倍増ですね。
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個人的な感想

被った瞬間は「話に聞いてた通り、ちょっと視野角が狭い?」と思いましたが、操作してるうちにほとんど気にならなくなりました。視界の真ん中に見えるポインタをマウスポインタ的に使って操作することもあり、正面の対象に集中しているうちに気にならなくなります。使うアプリケーションの性質にもよるとは思いますが、その辺りの議論はまだ先の話になりそうです。
とにかくオブジェクトの物体感がすごい!普通のウィンドウ表示ですら物体感がある。遠近感もそうですが、ウインドウ表示している板状(?)のオブジェクトを思わず掴みたくなりました。
サンプルゲーム的なもの(ジャンルとしてはアドベンチャーゲームかな)も体験させてもらったのですが、NPCが本当にその場にいるかのように見えました。NPCの立っている位置で声のする方向も変わるので、本当に隣に立って会話しているような感じ。あぁどんなに頑張っても文章では言い表せない…。

まとめ

Hololensは未来でした。何にしても実際に被らないとわからないと断言できるので、どうにかして入手していただく…のは難しいとして、今後他所で開催されるHololensおさわり会に参加されることをお勧めします。差し当たり、松山、名古屋、博多での開催が予定されているようです。

hololens.connpass.com

とは言え競争率が高いので抽選に当たることを祈る感じにはなりそうですね。

ちなみに、HololensのSDKエミュレーター、Unityによる開発環境等々、Hololens用のアプリケーション開発も少しずつ見えてきているので、先んじてキャッチアップしたいですね。

とにかく単純に楽しかった!地方の開発者やコミュニティがモチベーション高く、最新のテクノロジーに立ち向かえるのはこういった会を企画・開催・協力してくださる有志の方々のおかげです。silkyfeel泉本様、KLab岡山事業所の皆様、OITECの皆様に最大級の感謝を。